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パソコンで日記をつける

「パソコンで日記をつける」ことは、日々の出来事や心の動きを、紙の日記帳とはまた違った形で、パソコンの中に残していく素敵な方法です。初めての方でも、その便利さや楽しさを感じていただけるよう、優しい言葉でご説明しますね。


目次

1. 【パソコンで日記をつける】って、いったい何ができるの?

  • このキーワードが指すものは、具体的にどのような機能やサービスですか? 「パソコンで日記をつける」というのは、皆さんのパソコンに元々入っている文字入力ソフト(「メモ帳」や「Word(ワード)」など)や、インターネット上で使える日記サービス(ブログのように使えるものもありますが、自分だけで見られる「非公開」設定ができるものも多いです)を使って、日々の出来事や感じたことを文字として記録することです。

    ただ文字を書き込むだけでなく、お孫さんの写真や、旅行先で撮った風景の写真、動画などを日記の中に貼り付けることもできます。また、後から「あの時、何があったっけ?」と思い出した時に、日付やキーワードでパッと検索して、すぐにその日の日記を見つけ出すことができるのが、紙の日記帳とは違う大きな魅力です。

  • 誰が、どんな目的で使うことが多いですか? パソコンで日記をつける方は、本当に様々です。

    • 日々の出来事を記録したい方: 今日あった面白いこと、感動したこと、美味しかった食事など、ささやかな日常を忘れないように残したい方にぴったりです。
    • 思い出を整理したい方: 旅行やイベントの記録を、写真や動画と一緒にまとめて残したい時に便利です。
    • 感情や考えを整理したい方: モヤモヤした気持ちや、心に感じたことを書き出すことで、気持ちがすっきりしたり、自分の考えがまとまったりすることがあります。
    • 自己成長の記録をつけたい方: 新しい趣味を始めた時や、健康のために運動を始めた時など、目標に向かって頑張る日々を記録し、振り返ることで、やる気を持続させることができます。
    • ご家族や大切な人との思い出を共有したい方: 日記の一部を限定的に共有したり、家族の成長記録として使ったりすることもできます。
  • 一言で言うと、どんなことができるようになるのか、分かりやすく教えてください。 一言で言えば、「あなたの心の中の宝箱を、いつでも開けて見られるように、パソコンの中に作れるようになる」ことです。日々の感動や発見、大切な思い出を、写真や動画と一緒に、自分だけの形で大切に残し、いつでも振り返ることができるようになります。


2. もっと詳しく!どんな時に使うと便利? どうやって使うの?

  • こんな時に便利!具体的な活用シーン例:

    • 旅の思い出を鮮明に残したい時: 旅行から帰ってきたら、撮りためた写真や動画を日記に貼り付け、その時の感動や、食べた美味しいもの、出会った人々のことなどを文字で書き加えましょう。数年後に見返した時、まるでその場に戻ったかのような気持ちになれますよ。
    • お孫さんやペットの成長記録を残したい時: 「今日は〇〇ちゃんが初めてつかまり立ちをした日!」「うちの猫が新しいおもちゃに夢中になってた!」といった日々の小さな発見や、とっておきの写真、動画を記録しておけば、成長のアルバムになります。
    • 毎日の献立や健康状態を記録したい時: 「今日食べたもの」「今日の運動時間」「体重」などを記録しておけば、健康管理に役立ちます。後から振り返って、体調の変化と食生活の関連性などが見えてくるかもしれません。
    • 趣味の活動記録をつけたい時: 読んだ本の感想、見た映画のあらすじと評価、ガーデニングで咲いた花の記録など、趣味の記録として活用できます。後で「あの本、どんな内容だったっけ?」と思った時に、パッと検索して見返すことができます。
    • 「今日の気分」を書き出して気持ちを整理したい時: 良いことがあった日も、少し落ち込んだ日も、感じたことをそのまま書き出すことで、自分の気持ちと向き合う時間を持つことができます。誰かに話すのが苦手な方でも、安心して気持ちを吐き出せる自分だけの場所になります。
    • ブログのように公開したいわけではないけれど、文章を書く練習をしたい時: 誰に見せるわけでもないので、自由に文章を書き綴る練習になります。キーボード入力に慣れるきっかけにもなりますよ。
    • 特別な記念日やイベントの記録を細かく残したい時: 結婚記念日や誕生日、家族の集まりなど、大切な日の出来事を、詳細に、そして写真や動画を豊富に使いながら記録できます。
    • 将来の自分へのメッセージを書き残したい時: 「10年後の自分へ」「この日記を読んでいるあなたへ」と題して、今の自分が考えていること、感じていることを書き残しておくのも面白いですね。
  • 基本的な使い方や操作のポイント:

    初めてパソコンで日記をつけるなら、まずはパソコンに最初から入っているソフトを使ってみるのがおすすめです。

    1. 何を使うか決める:

      • 手軽に始めるなら「メモ帳」: パソコンの「スタート」ボタンから「メモ帳」と検索して開いてみてください。文字を打つだけのシンプルな機能なので、迷いにくいです。
      • 写真も入れたいなら「Word(ワード)」: 少し操作は増えますが、写真を入れたり、文字の色を変えたり、大きくしたりできるので、日記がもっと楽しくなります。多くのパソコンに「Word」というソフトが入っていることが多いです(ない場合は、有料の「Microsoft Office」というソフトに含まれています)。
      • 専用ソフトやオンラインサービス: 「日記ソフト」「オンライン日記」などで検索すると、日記に特化した便利な機能を持つものもあります。パスワードで保護できたり、自動で日付を入れてくれたりするものもありますが、まずは上記のような簡単なものから始めてみましょう。
    2. 日記を書き始めるステップ(例:Wordを使う場合):

      • Step1:ソフトを開く 「スタート」ボタンをクリックし、「Word」を探してクリックして開きます。
      • Step2:新しいファイルを作る Wordが立ち上がったら、「新しい文書」や「白紙の文書」を選びます。
      • Step3:日付とタイトルを入れる まず、今日の日付を書きましょう。例えば「2024年4月20日(土)」のように。その下に、今日の出来事の簡単なタイトル(例:「楽しい公園散歩」「初めてのオンライン教室」など)をつけるのもおすすめです。
      • Step4:今日の出来事を自由に書き込む 感じたこと、あった出来事、心に残った会話など、何でも自由に書いてみましょう。誤字脱字は気にせず、まずは書くことを楽しんでください。
      • Step5:写真を挿入してみる(Wordの場合) 日記の途中にマウスのカーソルを置いて、「挿入」メニューから「画像」を選び、パソコンに保存してある写真を選んでみましょう。日記がぐっと彩り豊かになりますよ。
      • Step6:保存する 書き終わったら、大切な日記が消えないように「保存」をします。画面左上の「ファイル」をクリックし、「名前を付けて保存」を選んでください。どこに保存するか(「ドキュメント」フォルダなどが分かりやすいです)と、日記の名前(例:「私の2024年日記」)を決めて、「保存」ボタンを押せば完了です。
    3. 操作で特に気を付けることや、覚えておくと便利なコツはありますか?

      • こまめな「上書き保存」: パソコンの電源が急に切れてしまったり、ソフトが途中で動かなくなったりした時に、書いたものが消えてしまうことがあります。少し書いたら「保存」のボタン(フロッピーディスクの形や、CtrlキーとSキーを同時に押す「Ctrl+S」でもできます)を押して、こまめに上書き保存をする習慣をつけましょう。
      • 無理なく続ける: 毎日書かなくても大丈夫です。書ける時に、書きたい時に、自由に書きましょう。完璧を目指さず、気楽に続けることが一番大切です。
      • 自分ルールを決める: 「寝る前に10分だけ書く」「面白いことがあった日だけ書く」など、自分に合ったルールを決めてみましょう。
      • 日付を工夫する: 日付を書き忘れると、後から見返した時にいつの出来事か分からなくなってしまいます。日付は必ず書くようにしましょう。Wordなどでは、自動で日付を挿入する機能もあります。
  • こう使うともっと楽しい・役立つ!応用アイデア:

    • 音声入力機能を使ってみる: キーボードで打つのが苦手な方は、パソコンの音声入力機能(Windows 10/11には標準で搭載されています)を使ってみるのもおすすめです。しゃべった言葉が文字になるので、まるで誰かに話しかけるように日記が書けます。
    • キーワード検索を活用する: 後で日記を見返す時に、「孫」や「旅行」など、キーワードで検索してみましょう。関連する日記が瞬時に表示されるので、あの日の思い出をすぐに呼び起こせます。これは紙の日記ではできない、パソコンならではの大きなメリットです。
    • 秘密のパスワードで保護する: 大切な日記を誰にも見られたくない場合は、ファイルにパスワードを設定できるソフトもあります。自分だけの秘密の宝物として、安心して記録できます。
    • 「私だけの図書館」を作る: 日記だけでなく、読んだ本や見た映画の記録、気に入ったレシピ、考えたアイデアなどを同じファイルにまとめていくことで、自分だけの知識の図書館を作ることができます。
    • 動画や音声も一緒に保存: Wordなどでは、動画や音声ファイルも日記の中に挿入できます。お孫さんの声や、旅行先で録音した波の音などを残しておけば、より臨場感のある思い出になります。
    • 年間を振り返る「マイベスト」を作る: 年末に、その年に書いた日記を読み返して、「今年一番感動した出来事」「今年一番美味しかったもの」「今年の私を支えた言葉」など、自分だけの「マイベスト」リストを作るのも楽しいです。
    • クラウドサービスと連携する: インターネット上の保存サービス(Google DriveやOneDriveなど)を利用すれば、パソコンが壊れても日記が消える心配がありません。また、スマートフォンやタブレットからでも日記を読んだり、書き加えたりできるようになります。

3. 初めて使う人向けの優しいアドバイスと注意点

  • これなら安心!初心者が気を付けたいこと:

    • データの保存はしっかり、できれば二重に: パソコンで書いた日記は、目に見えないデータです。パソコンが突然動かなくなったり、壊れてしまったりすると、せっかく書いた日記が消えてしまうことがあります。書いた日記は、必ず「保存」をこまめに行い、さらに定期的にUSBメモリなどの外部の記録媒体や、インターネット上の「クラウドサービス」(Google DriveやOneDriveなど)にコピーして、二重にバックアップを取っておくことを強くおすすめします。
    • オンラインサービスを使う場合は「非公開」設定に注意: インターネット上の日記サービスやブログ機能を使う場合、公開設定を間違えると、日記が全世界に公開されてしまうことがあります。ご自身のプライベートな情報を記録する際は、必ず「非公開」や「自分のみ閲覧可能」といった設定になっていることを確認しましょう。
    • 怪しいメールや通知には用心: 日記ソフトやサービスを利用していると、時々「ログインしてください」「あなたの情報が流出しました」といった、本物そっくりなメールや通知が届くことがあります。心当たりのないメールや、不審なサイトへの誘導には絶対に個人情報(特にパスワード)を入力しないよう気を付けてください。
    • 完璧を目指さないで大丈夫: 「毎日書かなきゃ」「きれいな文章を書かなきゃ」と気負いすぎると、かえって書くのが嫌になってしまうことがあります。誤字脱字があっても、文章が途中で止まっても、大丈夫です。大切なのは、あなたの気持ちや出来事を「記録する」ことです。気が向いた時に、書きたいことを自由に書きましょう。

    • もし困ったことが起きたら、どこに相談したり、どうやって調べたりすると良いですか?

      • まずはインターネットで検索してみましょう: パソコンの操作で困った時は、「Word 写真 貼り付け方」「パソコン 保存方法」など、知りたいことのキーワードをいくつか入れてインターネットで検索すると、たくさんの情報が見つかります。
      • ご家族や詳しい友人に尋ねてみましょう: 身近にパソコンに詳しい方がいれば、実際に画面を見てもらいながら教えてもらうのが一番分かりやすいかもしれません。
      • パソコン教室や家電量販店のサポートを活用: 有料にはなりますが、パソコン教室に通ってみたり、購入した家電量販店やパソコンメーカーのサポート窓口に相談してみたりするのも良い方法です。
  • 似たようなものとの違い(もしあれば):

    「パソコンで日記をつける」ことは、昔ながらの「紙の日記帳」と比べて、いくつか大きな違いがあります。

    • 良い点:

      • 修正が簡単: 紙と違って、書き間違えても簡単に消したり、書き直したりできます。途中で文章を入れ替えたり、追加したりするのも自由自在です。
      • 場所を取らない: 何十年分の日記を書いても、データなので場所を取りません。紙のように何冊もの日記帳が積み重なることがありません。
      • 写真や動画を無制限に入れられる: 紙の日記では貼りきれないほどの写真や、動画、音声も簡単に挿入できます。
      • 検索が速い: 「あの日のあの出来事、いつだったかな?」と思った時も、キーワードを入力するだけで、瞬時に探し出すことができます。
      • 文字の装飾が自由: 文字の色を変えたり、大きくしたり、見出しをつけたりと、見た目を自由にカスタマイズできます。
      • バックアップで安心: パソコンが壊れても、事前にバックアップを取っておけば、大切な日記が失われる心配が少ないです。
    • 少し難しいかもしれませんか?:

      • 初期の操作を覚える必要がある: パソコンの電源の入れ方や、文字の入力方法、ファイルの保存方法など、基本的な操作を最初に覚える必要があります。
      • データの管理が必要: こまめな保存や、定期的なバックアップなど、データを自分で管理する意識が少し必要になります。
      • 手書きの温かみはない: ペンで書く手書きのぬくもりや、紙の手触りといった感覚はありません。
  • これだけは覚えておきたい!ワンポイントアドバイス: 「パソコンで日記をつける」上で、最も大切なのは、「気楽に、自由に、そして続けることを楽しむ」ことです。上手に書こうとしなくても大丈夫、毎日書けなくても大丈夫です。パソコンという新しいツールを使って、あなたの心の中の出来事や、日々の小さな発見を、自分だけの宝物として残していくこと自体が、何よりの楽しさであり、人生を豊かにしてくれることでしょう。


「パソコンで日記をつける」ことは、まるで自分専用のタイムカプセルを作るようなものです。ぜひ、あなたのペースで、この新しい記録の形を楽しんでみてくださいね。

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