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図書館の蔵書検索・予約

パソコンやインターネットは、少し慣れると、まるで魔法のように私たちの生活を便利で楽しいものにしてくれます。特に、これまで図書館をよく利用されていた方にとっては、新しい本の探し方や借り方が、ずっと楽になるかもしれません。

今回は「図書館の蔵書検索・予約」という機能に焦点を当てて、パソコンやインターネットがどんな風に役立つのか、皆さんがワクワクするような形でご紹介していきますね。


目次

1. 【図書館の蔵書検索・予約】って、いったい何ができるの?

このキーワードが指すのは、「パソコンやインターネットを使って、図書館にある本や資料を探したり、借りたい本を予約したりできるサービス」のことです。

図書館に行く前に、「あ、この本、図書館に置いてあるかな?」「今、借りられてないかな?」と思ったことはありませんか? あるいは、図書館に行ったけれど、お目当ての本が見つからなくてガッカリした経験は? このサービスを使えば、そういった心配をせずに、ご自宅にいながらにして、図書館の本を調べたり、予約したりできるようになるんです。

主に、読書をされる方、情報収集をしたい方、勉強や趣味で本を探す方などが利用します。特に、普段から図書館をよく利用する方にとっては、とても頼りになる相棒のような存在になるでしょう。

一言で言うと、「図書館が、あなたの手のひらの上に来る!」、そんなイメージです。いつでも、どこからでも、図書館の本棚をのぞけるようになる、とても便利なサービスなんです。


2. もっと詳しく!どんな時に使うと便利? どうやって使うの?

こんな時に便利!具体的な活用シーン例:

図書館の蔵書検索・予約サービスは、まるで「自分専用の図書館アシスタント」がいるかのように、様々な場面で活躍してくれます。

  • 読みたい本がある時、図書館にあるかすぐに知りたい!
    • テレビで紹介された本、友人から勧められた本、新聞で見かけた話題の本など、読みたい本ができた時、すぐにパソコンで検索できます。「〇〇(本のタイトル)」「〇〇(著者名)」と入力するだけで、図書館にその本があるか、今借りられているのか、すぐに分かります。わざわざ図書館まで足を運ばなくても、その場で確認できるので、時間や交通費の節約にもなりますね。
  • 人気の本を、じっくり待って借りたい!
    • 「あのベストセラー、読んでみたいけど、きっと借りられてるだろうな…」そんな時も大丈夫。検索してもしも貸出中だったら、そのまま「予約」のボタンを押すだけで、順番が来るまで待つことができます。まるで、人気レストランの予約をするような感覚です。本が準備できたら、図書館から連絡が来るので、忘れずに借りに行けますよ。
  • 図書館に行く前に、目当ての本が借りられるか確認したい!
    • せっかく図書館まで行ったのに、読みたい本が全部借りられていて、何も借りずに帰ってきた…そんな経験、ありませんか? このサービスを使えば、お出かけ前に「今、借りられる本」をチェックできます。図書館に行く前に、借りたい本が「貸出可能」と表示されているか確認すれば、無駄足になる心配がありません。
  • 昔懐かしい本や、専門的な資料を探したい!
    • 「子どもの頃に読んだあの絵本、まだあるかな?」「昔の趣味の雑誌、もう一度見たいな」そんな時も、パソコンでキーワードを入力して探してみましょう。古い本や専門的な資料も、図書館の膨大な蔵書の中から見つけ出すことができます。もしかしたら、思わぬ懐かしい一冊との再会があるかもしれません。
  • 新しい本や、興味のあるテーマの本に出会いたい!
    • 特定の作者の最新刊が読みたい、あるいは「旅行」や「健康」「歴史」など、漠然としたテーマで本を探したい時も役立ちます。「新刊」の項目をチェックしたり、キーワード検索で様々な本を探したりできます。これまで知らなかった面白い本や、新しい知識との出会いが生まれるかもしれません。
  • 家族の分もまとめて探してあげたい!
    • 「お孫さんが読みたいと言っていた絵本を探してあげよう」「夫が興味を持ちそうな本はないかな?」といった時にも便利です。ご自宅でじっくり検索して、ご家族の読みたい本も一緒に見つけ、予約まで済ませてあげることができます。家族みんなの「読みたい!」を叶えることができますね。
  • 借りている本の返却期限が心配…
    • 「あれ、いつ返却だっけ?」と、うっかり返却期限を忘れてしまいそうな時でも大丈夫。多くの図書館サービスには「マイページ」という機能があり、ログインすれば、今自分が借りている本とその返却期限をすぐに確認できます。これで、延滞の心配も減りますね。

基本的な使い方や操作のポイント:

初めての方でも大丈夫!基本的なステップはとてもシンプルです。

  1. 図書館のウェブサイトにアクセスする: まずは、お住まいの地域の図書館のウェブサイト(ホームページ)を開くことから始めます。インターネット検索で「〇〇市 図書館」のように入力すると、すぐに見つかるはずです。まるで、図書館の「正面玄関」をくぐるようなイメージです。
  2. 「蔵書検索」や「資料を探す」のボタンを探す: ウェブサイトの中には、「蔵書検索」や「資料を探す」「本をさがす」といったボタンやリンクが必ずあります。これをクリックします。まるで、図書館の「検索コーナー」に行くような感覚ですね。
  3. 本の情報を入力して検索する: 検索画面に「書名(本のタイトル)」「著者名」「出版社」「キーワード(読みたいテーマの言葉)」などを入力する欄があります。調べたい本の情報を、分かるところだけでも入力してみましょう。例えば、読みたい本のタイトルが分からなくても、「猫 漫画」や「健康 栄養」など、興味のあるキーワードで検索することもできます。
  4. 検索結果を確認する: 入力した情報に合う本の一覧が表示されます。それぞれの本について、「図書館のどこにあるか(書架番号)」「今、借りられているか(貸出中・貸出可)」などが表示されます。
  5. 予約したい場合はログインして手続きを進める: もし、借りたい本が「貸出中」だったり、確実に借りたい場合は「予約」ができます。予約するには、事前に図書館で発行してもらった「利用者カードの番号」と、自分で決めた「パスワード」が必要になります。ウェブサイトの案内に従って、ログインし、受け取りたい図書館を選んで予約を完了させます。これで、予約の順番が来るまで待つことができます。

操作で特に気を付けることや、覚えておくと便利なコツ:

  • 検索ワードは絞り込みすぎない: 最初は、本のタイトルの一部や、著者名の一部、あるいは大まかなキーワードで検索してみましょう。もし見つからなければ、もう少し詳しく入力したり、別のキーワードを試したりすると良いでしょう。
  • ひらがな・カタカナ・漢字: 正しい漢字が分からなくても、ひらがなやカタカナで検索しても見つかることが多いです。例えば「吾輩は猫である」を「わがはいはねこである」と入力しても大丈夫です。
  • ログイン情報は大切に: 利用者カード番号とパスワードは、予約や貸出状況の確認に必要なので、忘れないようにメモしておきましょう。
  • 「詳細検索」も試してみる: 検索結果が多すぎる時や、より絞り込んで探したい時には、「詳細検索」や「絞り込み検索」といった機能を使うと、出版年や資料の種類(本、雑誌、CDなど)で条件を追加できます。

こう使うともっと楽しい・役立つ!応用アイデア:

ただ本を探して予約するだけでなく、ちょっとした工夫で、図書館サービスはあなたの生活をもっと豊かにしてくれます。

  • 「読書リスト」を作ってみる: ウェブサイトで気になった本は、ブックマーク(お気に入り)に登録したり、メモ帳に書き留めたりして、「読みたい本リスト」を作ってみましょう。そうすれば、次に何を読むか迷った時に、すぐにリストから選ぶことができます。
  • 「新着図書」を定期的にチェック!: 多くの図書館ウェブサイトには「新着図書」のコーナーがあります。お気に入りの作家の新作や、興味のある分野の新しい本が、毎週のように追加されています。まるで、本屋さんの新刊コーナーをのぞくように、ワクワクしながら新しい出会いを探せます。
  • 「予約ランキング」から話題の本を知る: 「今、みんながどんな本を読んでいるんだろう?」と気になったら、「予約ランキング」や「貸出ランキング」を見てみましょう。人気の理由を考えながら読んでみたり、普段読まないジャンルに挑戦してみたりするのも楽しいですよ。
  • 電子書籍サービスと連携する: 最近では、紙の本だけでなく、電子書籍の貸し出しを行っている図書館も増えてきました。ウェブサイトから電子書籍も検索・貸出ができるので、自宅でパソコンやタブレットを使って、手軽に読書を楽しむことができます。紙の本の予約待ちの間に、電子書籍で別の本を読む、なんてこともできますね。
  • 図書館主催のイベント情報をチェックする: 多くの図書館は、読書会や講演会、子ども向けのお話会など、様々なイベントを開催しています。ウェブサイトでイベント情報をチェックして、興味のあるものに参加してみるのも良いでしょう。本だけでなく、人とのつながりや新しい発見が生まれるかもしれません。
  • 「テーマ別」に深掘り読書を楽しむ: 例えば「旅」というキーワードで検索して、旅行記、地図、料理、歴史など、様々な角度から旅に関する本を探してみましょう。一つのテーマを多角的に掘り下げて読むことで、より深い知識や理解を得ることができます。

3. 初めて使う人向けの優しいアドバイスと注意点

これなら安心!初心者が気を付けたいこと:

「初めて使うから、なんだか心配…」そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。でも大丈夫!いくつかのポイントを知っておけば、安心して便利に使うことができます。

  • 必ず「公式」のウェブサイトを利用する: 図書館のウェブサイトは、必ず「〇〇市図書館」「〇〇県立図書館」のように、正式名称が入ったURL(ウェブサイトのアドレス)を使っています。検索で一番上に出てくるものや、信頼できる情報源(市の公式サイトなど)からアクセスするようにしましょう。似たような名前のサイトや、怪しい広告がたくさん表示されるサイトは避けるのが賢明です。
  • 個人情報の入力は慎重に: 予約のために利用者カード番号やパスワードを入力する場面がありますが、これは図書館が提供する安全なシステムです。しかし、それ以外の場面で、不審なサイトから個人情報の入力を求められても、絶対に入力しないようにしましょう。特に、メールで「パスワードを教えてください」と求められることはありません。
  • パスワードは使い回さない・メモは大切に: ご自分で設定するパスワードは、他のサービスで使っているものとは違う、少し複雑なもの(大文字・小文字・数字を組み合わせるなど)に設定するのが安全です。そして、忘れないように、ご自身だけが分かる場所にメモしておきましょう。
  • 予約後の「連絡」は忘れずに: 予約した本が準備できた場合、図書館からメールや電話で連絡が来ることが多いです。メールアドレスを登録した場合は、迷惑メールフォルダに入っていないかなども時々確認してみましょう。連絡が来たら、決められた期間内に本を取りに行きましょう。
  • 困ったことが起きたら、どこに相談する? 「あれ、どうすればいいんだろう?」「パスワードを忘れちゃった!」など、困ったことが起きたら、まずは図書館に直接電話で問い合わせるのが一番確実です。図書館の職員さんは、ウェブサイトの操作についても丁寧に教えてくれます。また、ご家族や、パソコンに詳しいご友人、地域の公民館などで開催されているパソコン教室などに相談してみるのも良いでしょう。

似たようなものとの違い(もしあれば):

  • 直接図書館に行く場合と比べて:
    • 良い点: 24時間いつでも、どこからでも検索・予約ができるので、図書館の開館時間を気にせず、ご自宅でじっくり本を探せます。移動時間や交通費もかかりません。図書館に行く前に、目的の本があるか、借りられるかを確認できるので、無駄足が減ります。
    • 少し難しい点: パソコンやインターネットの基本的な操作が必要です。直接図書館の棚を眺めて偶然の出会いを楽しむ、というような体験はできません。(ただし、ウェブサイトの新着情報やランキングで、それに近い体験はできます!)
  • 本屋さんでの検索・予約と比べて:
    • 良い点: 図書館の本は無料で借りられます。本屋さんに置いていない古い本や、専門的な資料も探しやすいです。
    • 少し難しい点: 人気の本は予約待ちになることが多く、すぐに手に入らない場合があります。

これだけは覚えておきたい!ワンポイントアドバイス:

図書館の蔵書検索・予約サービスを使う上で、最も大切なことは、「表示される画面をよく見て、慌てずに操作すること」です。

パソコンの画面は、皆さんが普段見慣れている書籍のページと違って、動いたり、ボタンがあったりするので、最初は少し戸惑うかもしれません。でも、一つ一つのボタンや表示に、必ず意味があります。焦らず、ゆっくりと画面を読み解いてみてください。もし分からないことがあっても、何度でも最初からやり直せますし、困ったら図書館がいつでも助けてくれます。

このサービスは、あなたの読書生活を大きく広げ、より豊かなものにしてくれるはずです。ぜひ一歩踏み出して、新しい図書館の使い方を楽しんでみてくださいね。

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