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カレンダーで予定を管理する

パソコンやインターネットを使うと、私たちの暮らしがぐっと便利で楽しくなります。今回は、日々の予定をスマートに管理できる「カレンダー」の機能について、パソコンやインターネットにあまり慣れていない方にも分かりやすく、その便利さや楽しさをお伝えしますね。まるで専属の秘書がいるかのように、あなたの毎日をサポートしてくれることでしょう。


目次

1. 【カレンダーで予定を管理する】って、いったい何ができるの?

「カレンダーで予定を管理する」というのは、簡単に言うと、これまで紙の手帳や卓上カレンダーに書いていた「今日やること」「来週の予定」などを、パソコンやスマートフォン(スマホ)の中で管理することです。インターネットとつながっているので、いつも持ち歩くスマホや、お家のパソコン、家族みんなで見たいタブレットなど、色々な場所から同じカレンダーを見たり、書き込んだりすることができます。

このキーワードが指すものは、具体的には「デジタルカレンダー」と呼ばれるアプリやサービスのことです。例えば、「Googleカレンダー」や「Outlookカレンダー」といったものが有名ですね。スマホにも最初から「カレンダー」という名前のアプリが入っていることが多いです。

誰が、どんな目的で使うことが多いかというと、本当にたくさんの方が使っています。 * ご家族との連絡に: 離れて暮らすお子さんやお孫さんの誕生日、ご夫婦での旅行の計画、家族みんなで集まる日の調整など、家族間の連絡をスムーズにしたい時に大活躍します。 * 趣味や習い事の管理に: 毎週の習字教室、月に一度の茶道のお稽古、趣味の仲間との集まりなど、「うっかり忘れてしまった!」ということをなくしたい時に便利です。 * 大切な予定の管理に: 病院の予約、美容院の予約、お薬を飲む時間、自治会の集まり、友人とのランチの約束など、忘れちゃいけない大切な予定を管理するのにぴったりです。 * 情報収集や記録に: テレビの番組表、イベントの開催日時、ゴミ出しの曜日など、日常のちょっとした情報を記録したり、過去の出来事を振り返ったりするのにも使えます。

一言で言うと、この「カレンダーで予定を管理する」ことができるようになると、「あなたの毎日の予定を、いつでもどこでも、きちんと整理して、忘れないように教えてくれる、あなただけの頼れる秘書」を手に入れたようなものなんです。


2. もっと詳しく!どんな時に使うと便利? どうやって使うの?

デジタルカレンダーは、私たちの生活のあらゆる場面でその真価を発揮します。紙の手帳では難しかった「うっかり忘れ」や「みんなで情報共有」が、驚くほど簡単になりますよ。

こんな時に便利!具体的な活用シーン例:

  • 家族の誕生日や記念日を忘れないようにしたい時: 「お孫さんの〇〇ちゃん、来月がお誕生日だったわ!」と、ふと思い出した時にカレンダーに登録しておきましょう。日付と名前、そして「お祝いメッセージを送る」といったメモも添えておけば完璧です。さらに、毎年自動で同じ日にちで登録されるように設定できるので、一度登録すれば、もう忘れる心配がありません。
  • 離れて暮らす家族と予定を共有したい時: 「今度の連休に、息子夫婦が帰省する予定だけど、正確な日程がまだ決まっていないわ…」という時、カレンダーを家族と共有しておけば、息子さんが日程を入力するだけで、あなたもすぐに確認できます。まるで一枚のホワイトボードをみんなで囲んでいるような感覚です。
  • 病院の予約や薬を飲む時間を忘れないようにしたい時: 「来週の火曜日の午後3時に病院の予約、あれ、何曜日だったかしら?」と迷うことがなくなります。カレンダーに「〇月〇日 午後3時 〇〇病院」と入力しておけば、当日、指定した時間に「病院ですよ」と音や表示でお知らせしてくれます。お薬の服用時間も、毎日同じ時間に繰り返しお知らせする設定ができるので、飲み忘れを防ぐのに役立ちます。
  • 趣味の活動や習い事の予定を管理したい時: 「毎週木曜日は陶芸教室、毎月第3土曜日は読書会」など、定期的な活動もカレンダーに登録しておけば安心です。特別なイベント、例えば「来月は陶芸作品の展示会があるわ!」といった情報も、開催日時や場所をメモしておけば、いつでも確認できます。
  • 地域のお祭りやボランティア活動など、地域の情報を把握したい時: 地域の回覧板や広報誌で見た「〇〇祭り」や「清掃ボランティア」の情報をカレンダーに登録しておけば、「あら、もう明日だった!」と焦ることがなくなります。場所の情報を入力しておけば、地図アプリと連携して道案内をしてくれるカレンダーもありますよ。
  • 今日の天気やニュースをすぐに知りたい時(応用編): カレンダー自体が直接天気やニュースを表示するわけではありませんが、例えば「毎朝7時半に今日の天気予報をチェックする」という予定を入れておくことで、忘れずに情報収集する習慣をつけることができます。
  • ゴミ出しの曜日を覚えきれない時: 「燃えるゴミは月曜と木曜、資源ゴミは水曜…」と、うっかり忘れがちなゴミ出しの日も、カレンダーに毎週自動的に繰り返されるように設定しておけば、前日や当日の朝に「ゴミ出しの日ですよ」とお知らせしてくれます。
  • 旅行の計画を立てる時: 旅行のしおりのように、飛行機の時間、ホテルのチェックイン、観光地の訪問予定などを細かくカレンダーに登録していくことができます。それぞれの予定に「持ち物リスト」や「交通手段」などのメモも追加できるので、これ一つで旅の全てを管理できます。
  • 「いつかやりたいこと」を書き留めておきたい時: 「〇〇美術館に行きたい」「あの映画を観たい」といった、具体的な予定ではないけれど、いつか実行したいと思っていることも、カレンダーに「来年くらいに検討」などと漠然と登録しておけば、未来の自分へのメッセージになります。

基本的な使い方や操作のポイント:

初めて使う人が、まず何から始めればよいか、簡単なステップでご紹介します。

  1. カレンダーアプリを開いてみましょう: パソコンの場合は、インターネットの画面を開いて、GoogleカレンダーやOutlookカレンダーと検索してみるか、Windowsのパソコンなら最初から入っている「カレンダー」アプリを探してみてください。スマートフォンの場合は、画面の中に「カレンダー」と書かれたアイコンがあるはずです。アイコンをタップ(指で触る)するだけで、カレンダーの画面が開きます。
  2. 新しい予定を追加してみましょう: カレンダーの画面が開いたら、どこかに「+」マークや「新規作成」「予定を追加」といったボタンがあるはずです。それをクリック(パソコンの場合)またはタップ(スマホの場合)してみましょう。
  3. 情報を入力してみましょう: すると、「タイトル(何の予定か)」や「日付」「時間」「場所」などを入力する画面が出てきます。例えば、「病院の予約」とタイトルを入れ、日付と時間を指定するだけです。初めてのうちは、これだけでも十分です。
  4. 保存してみましょう: 入力が終わったら、「保存」や「完了」といったボタンをクリックまたはタップすれば、カレンダーにあなたの予定が書き込まれます。

操作で特に気を付けることや、覚えておくと便利なコツはありますか?

  • 入力は少しずつ、簡単なものから: 最初からたくさんの情報を入れようとせず、まずは「いつ」「何を」するのか、という簡単な情報だけを登録することから始めてみてください。慣れてきたら、場所やメモなど、他の情報も追加してみましょう。
  • 間違えても大丈夫!やり直しは簡単: もし間違って入力してしまっても、焦る必要はありません。入力した予定をクリックまたはタップすれば、後から内容を直したり、予定そのものを削除したりできます。紙の手帳のように、消しゴムで消す手間もありません。
  • お知らせ機能(リマインダー)を活用する: 多くのデジタルカレンダーには、予定の前に「〇分前にお知らせ」といった設定ができる機能があります。これを「リマインダー」と呼びます。大切な予定を忘れないように、ぜひ設定してみてください。

こう使うともっと楽しい・役立つ!応用アイデア:

基本的な使い方だけでなく、こんな工夫をすると、もっと生活が豊かになります。

  • 家族や友人との「共有カレンダー」を作ってみる: これはデジタルカレンダーの最大の魅力の一つです。例えば、家族みんなで見るカレンダーを作って、各自の予定を書き込めるように設定できます。お孫さんの学校行事、お子さんの出張、ご夫婦の旅行計画など、みんなが自分の予定を入力すれば、他の家族もすぐに確認できます。まるで家族みんなの予定が詰まった「魔法の掲示板」のようですね。
  • 繰り返し設定を上手に活用する: 「毎週月曜日は習い事」「毎月15日は年金支給日」「毎年5月10日は結婚記念日」など、決まったサイクルでやってくる予定は、一度設定すれば、自動で毎年、あるいは毎週・毎月カレンダーに表示されます。もう二度と入力し直す必要はありません。
  • 予定を「色分け」してみる: カレンダーによっては、予定の種類ごとに色を変えることができます。例えば、「家族の予定は赤色」「自分の趣味は緑色」「病院や役所は青色」といった具合に色分けすれば、一目でどんな種類の予定なのかが分かり、カレンダー全体がとても見やすくなります。
  • 地図情報や連絡先を紐づけてみる: 病院やお店の予約をした際、その場所の住所を予定に登録しておけば、カレンダーから直接地図アプリを開いて、道順を調べることができます。また、友人との約束なら、友人の電話番号をメモしておけば、いざという時にすぐに連絡できますね。
  • ちょっとした「日記」のように使ってみる: 予定を入れるだけでなく、「今日は〇〇さんと楽しいランチだった」「〇〇のテレビ番組を見た」といった、その日の出来事を簡単にメモとして書き込んでみるのも良いでしょう。後から振り返った時に、「あの時はこんなことがあったな」と、思い出が蘇ってくる素敵な自分だけの記録になります。
  • 写真やファイルを添付する(高度な使い方): 例えば、旅行の計画に、パンフレットの写真を添付したり、電車のチケットのPDFファイルを添付したりすることも可能です。これもデジタルカレンダーならではの便利な機能です。

3. 初めて使う人向けの優しいアドバイスと注意点

新しいことを始めるのは、少し不安に感じることもあるかもしれませんね。でも、大丈夫です。デジタルカレンダーは、とても安全で、使えば使うほどあなたの生活に寄り添ってくれる便利な道具です。

これなら安心!初心者が気を付けたいこと:

  • 入力間違いに注意しましょう: 日付や時間を間違えて入力してしまうと、うっかり予定を忘れてしまう原因になります。入力が終わったら、もう一度、内容が合っているか確認する習慣をつけると安心です。
  • 個人情報の扱いに少しだけ気をつけましょう: カレンダーに登録する内容は、基本的には自分だけが見るものです。しかし、もし家族や友人とカレンダーを共有する設定をする場合は、「誰に」「どこまで」見せるかを意識することが大切です。例えば、本当に個人的なメモは共有カレンダーには書かない、といった配慮をしておけば安心です。多くのカレンダーサービスでは、共有する範囲を細かく設定できるので、必要に応じて確認してみてください。
  • もし困ったことが起きたら、どこに相談したり、どうやって調べたりすると良いですか?
    • 身近な人に聞いてみましょう: まずは、ご家族やご友人、地域のスマホ教室などで、パソコンやインターネットに詳しい人に相談してみるのが一番です。「このボタン、どうするの?」と、遠慮なく聞いてみてください。
    • ヘルプ機能を使ってみましょう: 多くのデジタルカレンダーには「ヘルプ」や「?」マークのボタンがあります。そこをクリックすると、使い方や困った時の解決策が書かれています。
    • インターネットで調べてみましょう: パソコンやスマホで「〇〇カレンダー 使い方」や「カレンダー 予定 追加方法」などと検索すると、写真付きで分かりやすく説明しているサイトがたくさん見つかります。
    • 地域の相談窓口やサービス: 最近では、自治体が開催しているパソコン・スマホ講座や、電気店などで操作を教えてくれるサービスもあります。困った時は、そういった場所を利用してみるのも良いでしょう。

似たようなものとの違い(もしあれば):

  • 紙の手帳との違い: これまでの紙の手帳と比べて、デジタルカレンダーには以下のような良い点があります。
    • いつでもどこでも確認できる: スマホさえあれば、外出先でも、旅行中でも、いつでも予定を確認したり、追加したりできます。
    • 家族や友人との共有が簡単: これが最大のメリットかもしれません。みんなで同じカレンダーを見ながら予定を調整できるので、電話やメールでのやり取りの手間が省けます。
    • 「うっかり忘れ」を防ぐお知らせ機能: 指定した時間になると、音や画面表示で予定をお知らせしてくれるので、大切な用事を忘れる心配が格段に減ります。
    • 繰り返し予定の設定が簡単: 毎週や毎月、毎年くるような予定は、一度設定すれば、もう二度と書き直す必要がありません。
    • 検索が速い: 何年も前の予定でも、キーワードを入力するだけで、あっという間に見つけ出すことができます。
    • 荷物にならない: スマホ一台で済むので、手帳を忘れる心配もありません。
    • 紛失のリスクが少ない: 万が一スマホをなくしても、別のスマホやパソコンでログインすれば、すぐに元のカレンダーを復元できます(ただし、ログイン情報が分かっている場合)。 逆に、少しだけ難しいと感じるかもしれない点は、
    • 初期設定が必要なこと: 使い始めるまでに、少しだけ設定の手間がかかります。
    • 充電が必要なこと: スマホやパソコンの充電が切れると、カレンダーが見られなくなってしまいます。
    • 操作に慣れるまで時間がかかること: 最初はどこを触ればいいのか戸惑うかもしれません。 しかし、これらの「少し難しい点」も、一度慣れてしまえば、その便利さにきっと驚かれることでしょう。

これだけは覚えておきたい!ワンポイントアドバイス:

「まずは、一番簡単な予定を一つ、登録してみましょう!」

初めてのデジタルカレンダーは、まるで新しい乗り物に乗るようなものかもしれません。最初は戸惑うかもしれませんが、まずは「来週のゴミ出し」や「明日の朝の散歩」など、ごく簡単な予定を一つ、カレンダーに登録してみることから始めてみてください。実際にアラームが鳴ったり、カレンダーに予定が表示されたりするのを体験すると、「ああ、なるほど!こうやって使うんだな」と、ぐっと理解が深まります。そして、一つできると、次々に他の便利な機能も試してみたくなるはずです。難しく考えずに、まずは「やってみる」気持ちを大切にしてくださいね。

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